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さて、電流計を回路にどのようにつないだらよいか、考えてみましょう。
電流計は電流をはかる道具でしたね。ですから、
電流が大変流れやすくなっています。
つまり、電流計は、導線と同じぐらい流れやすい、と考えるのです。
電流計を、ただの導線にしてみれば、
つなげ方が○か×かがわかることになります。
ちょっと練習をしてみましょう。
この場合はどうでしょう。
電流計を導線にしてみると…
このようになりました。これはふつうの回路ですから、○ですね。
これはどうでしょう。
電流計を導線にしてみると…
このようになりました。これでは、まめ電球がないので、ショートしています。×です。
では、これはどうでしょう。
電流計を導線にしてみると…
このようになりました。これでは、電流はまめ電球の方を通らないので、ショートしていますね。×です。
これではどうでしょう。
これは、電流計を導線にするまでもないですね。かん電池の向きが逆になっているので、×です。
これはどうですか。
これは、かん電池の+と、電流計の「5A」という−のたん子をつなげています。
かん電池の+とつなげることができるのは、電流計の「+」のたん子ですから、×ですね。
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