単元テスト(1)
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 右のグラフは,東京におけるある晴れた日の気温・温・太陽高度の変化を調べてまとめたものです。これについて,次の問いにそれぞれ記号で答えなさい。

   図中のA〜Cで,気温・温・太陽高度を示しているものはどれですか。正しい組み合わせを下から選びなさい。
(ア) 気温はA・地温はB・太陽高度はC
(イ) 気温はA・地温はC・太陽高度はB
(ウ) 気温はB・地温はA・太陽高度はC
(エ) 気温はB・地温はC・太陽高度はA
(オ) 気温はC・地温はA・太陽高度はB
(カ) 気温はC・地温はB・太陽高度はA


問1の答え(オ)
解説       1/4

 気温・地温・太陽高度の中で,もっともわかりやすいのは太陽高度です。








   問1で選んだ理由は何ですか。
(ア) 気温は地温よりも最高・最低の差が大きいから。
(イ) 正午ごろ,気温が最高になるから。
(ウ) 気温の最高になる時刻は地温が最高になる時刻よりおそいから。
(エ) 気温の方が地温よりも常に高いから。
(オ) 気温の最高になる時刻は地温が最高になる時刻より早いから。


問2の答え(ウ)
解説       1/6

 問1でも解説しましたが,地温の方が気温よりも変化がはげしくなっています。
 (ア)は,まったく逆のことが書いてあるので×です。








   気温と地温の最高になる時刻がずれるのはなぜですか。
(ア) 太陽からの熱ではじめに空気があたたまり,地面はおもに空気からの熱であたためられるから。
(イ) 太陽からの熱ではじめに地面があたたまり,空気はおもに地面からの熱であたためられるから。
(ウ) 空気の方が地面よりもあたたまりやすいから。
(エ) 空気のあたたまり方は一定だが,地面のあたたまり方は常に変化しているから。
(オ) 地面のあたたまり方は一定だが,空気のあたたまり方は常に変化しているから。


問3の答え(イ)
解説       1/2

 簡単な問題ですね。
 太陽の熱はまず地面をあたため,地面からの熱の放射によって空気があたたまるのでした。








   太陽からの熱が地面に伝わるときの伝わり方を何といいますか。
(ア) 対流
(イ) 伝導
(ウ) 放射
(エ) 反射
(オ) 吸収


問4の答え(ウ)
解説       1/5

 熱の伝わり方は3種類しかありません。
 伝導・対流・放射です。それ以外を答えてはいけません。








   晴れた日に,地温が最高になっているとき,太陽から受ける熱と出る熱をくらべると,どのようになりますか。
(ア) 太陽から受ける熱のほうが,地面から出る熱より大きい。
(イ) 太陽から受ける熱と地面から出る熱は等しい。
(ウ) 太陽から受ける熱のほうが,地面から出る熱より小さい。
(エ) 春・夏は太陽から受ける熱のほうが地面から出る熱より大きい。
(オ) 冬・秋は太陽から受ける熱のほうが地面から出る熱より大きい。


問5の答え(イ)
解説       1/3


 地温が上がっているときは,地面が吸収する熱のほうが放射する熱より大きいはずです。








   図のように,気温や地温のグラフが午前中上がり,午後下がっているのはなぜですか。
(ア) 太陽までのきょりが変化するから。
(イ) 太陽の方位が変化するから。
(ウ) 太陽の高さが変化するから。
(エ) 太陽から出る熱の量が変化するから。
(オ) 午後に風が強くふくから。


問6の答え(ウ)
解説       1/7

 気温のグラフが変化していくのは,地面が原因です。








   調べた日の翌日は一日中くもりでした。この日の気温の変化はどのようになっていたと考えられますか。
(ア) 最高気温と最低気温の差が小さくなった。
(イ) 最高気温と最低気温の差が大きくなった。
(ウ) 午前中の方が午後よりも気温が高くなった。
(エ) 最高気温が晴れた日より高くなった。
(オ) 晴れた日の変化と同じだった。


問7の答え(ア)
解説       1/4

 くもりの日は,変化が小さいことをおぼえておいてください。