単元テスト(2)
中学受験専門塾・優学習会 すぐるホームページ
>
すぐるゼミ
>
理科
右図のよう
に,
春分の日のある時刻に水平な地面に垂直に棒を立て
て,
そのときできた棒のかげを観察しまし
た。
かげの長さはちょうど2mでし
た。
ま
た,
図のABの部分の長さは1mでし
た。
これについ
て,
次の問いに答えなさ
い。
図の(ア)〜(ウ)の中
で,
太陽の高度を表しているものはどれです
か。
記号で答えなさ
い。
問1の答え
(イ)
解説
1/2
太陽の高度と
は,
「太陽と地面のつくる角
度」
のことで
す。
ですから,図の(イ)になりま
す。
図のときの太陽高度は何度です
か。
数字で答えなさ
い。
問2の答え
30度
解説
1/3
まるで算数の問題です
ね。
図の(イ)の角度を求める問題で
す。
もう1個,まったく同じ三角形をくっつける
と,
図のように正三角形になりま
す。
正三角形の1つの角は
60
度ですか
ら,
(イ)の角度は,
60÷2
=30
(度)
になりま
す。
春分の日に,日本の各地で同じように棒を立て
て,
太陽が真南にきたときのかげの長さを調べる
と,
どのようなことがわかります
か。
下から選
び,
記号で答えなさ
い。
(ア)
北の地方ほどかげの長さが短
い。
(イ)
南の地方ほどかげの長さが短
い。
(ウ)
日本のどの地方でもかげの長さは同
じ。
問4の答え
(イ)
解説
1/6
北海道と九州で
は,
どちらが寒いか知っています
ね?
北海道の方
が,
北にあるから寒いので
す。
では,どうして北の地方ほど寒いのでしょ
う?
それは,北の地方ほど太陽が低いからで
す。
太陽が低い
と,
かげは長くなります
ね。
正午と夕方のかげの長さをくらべてみるとわかるでしょ
う。
ですから,北の地方ほどかげは長いことにな
り,
南の地方ほどかげは短いことになりま
す。
正解は(イ)になりま
す。
春分の日
に,
日本の2つの場所P地点とQ地点で同じように棒を立ててかげの長さを調べまし
た。
かげの長さが最も短くなったときの時刻を調べると,P地点とQ地点で
32
分のちがいがあることがわかりまし
た。
P地点とQ地点の経度は何度ちがいます
か。
数字で答えなさ
い。
問4の答え
8度
解説
1/7
「かげの長さが最も短くなったと
き」
と,
問題に書いてありまし
た。
これ
は,
「
太陽が最も高くなったと
き」
という意味で
す。
つま
り,
太陽が南中したときのことで
す。
つまり,太陽の南中時刻が
32
分ちがうと
き,
経度は何度ちがうの
か,
という問題なので
す。
場所によって南中時刻がちがうの
は,
地球が自転しているからで
す。
1日に1回自転しています
ね。
つまり,24時間で
360
度回転していま
す。
1時間あた
り,
360÷24
=15
(度)
回転しま
す。
60分で15度回転するのですか
ら,
4分で1度回転することになりま
す。
いま,P地点とQ地点では
32
分のちがいがありまし
た。
4分で1度ちがうのですか
ら,
32分で
は,
32÷4=8(度)ちがうことになりま
す。