単元テスト(3)
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(図1)
は,
ある地の東京(北緯
36
度・
東経
139
度)
での太陽の動き
を,
8時から
11
時まで1時間ごとに調
べ,
とう明半球に記録したもので
す。
ま
た,
このと
き,
同時に
(図
2)
のような装置を使っ
て,
棒のかげの先の動きを調べまし
た。
これについ
て,
次の問いに答えなさ
い。
(図1)
で,
南の方角を示しているのは
@
〜
C
のどれです
か。
番号で答えなさ
い。
問1の答え
@
解説
1/2
(図1)は,8時から
11
までの太陽の動きを観測したもので
す。
よっ
て,
太陽はだんだん南に近づいていきます。
左図のようになりますか
ら,
@
が南の方角だと考えられま
す。
この実験をした日
は,
春
分・
夏
至・
秋
分・
冬至の日のいずれかで
す。
最もあてはまる日を下から選
び,
記号で答えなさ
い。
(ア) 春分 (イ) 夏至 (ウ) 秋分 (エ) 冬至
問2の答え
(エ)
解説
1/2
この日の太陽は,ま東よりも南よりから出ていま
す。
太陽が真東よりも南よりから出るの
は,
冬至の日です
ね。
答えは(エ)になりま
す。
(図3)は,春
分・
夏
至・
秋
分・
冬至の日に
(図
2)
の装置を使って棒のかげの先の動きを調べたときの結果で
す。
(図
1)
の実験を行った日の棒のかげの先の動きはどのようになっていました
か。
(図
3)
の
A〜
Cから選
び,
記号で答えなさ
い。
ま
た,
かげの先はどの方向に動いていきました
か。
図中の
・
から選
び,
記号で答えなさ
い。
問3の答え
動き…A,方向…
解説
1/5
日かげ曲線をいつでも書けるよう
に,
しっかり練習しておきましょ
う。
(図1)の実験を行った日
は,
問2で求めたように冬至の日ですか
ら,
左図のように棒の位置から遠い線になりま
す。
よって,左図のAになりま
す。
また,太陽が南中したときに影は真北にできるの
で,
図の上の方が北になりま
す。
他の方角もわかります
ね。
太陽は東の方から出て南を通り西の方にしずむの
で,
影は逆に西の方から出て北を通り東に進みま
す。
よって,図の
の方に進むことになりま
す。
正午のと
き,
(図
2)
の装置で棒のかげを真上から見る
と,
どのようになっていました
か。
下から選
び,
記号で答えなさ
い。
問4の答え
(イ)
解説
1/7
正午のとき
に,
太陽は真南にあるかという
と,
そうではありませ
ん。
兵庫県明石市ならば真南にあると考えてよいのです
が,
東京は明石よりも東にあるの
で,
南中がもっと早くなりま
す。
東京の南中は,午前
11
時
40
分くらいになるので
す。
ということは,正午のとき
は,
東京ではすでに南中が終わっていることになりま
す。
南中が終わっているということ
は,
太陽がすで
に,
ま南よりも西にかたむいていることになりま
す。
影は太陽とは反対にできるの
で,
正午のかげは真北よりも東になります。
ですから,(イ)が正解になりま
す。