|
まず,支点を決めます。 支点は,ふつう,ばねはかりがついているところにします。
支点を決めるということは,そこにクギを打ちつけて,支点のところが動かないようにするという意味です。
そして,支点からの「距離×力」を考えます。
支点のところはクギを打ちつけてあるので,左図のAのおもりによって,棒は
このように,右回りをしようとします。 Aは,棒を右回りに回す力を持っていることになります。
Aが棒を右回りに回すときの「距離×力」は,距離が60で力がAですから,60×A となります。
30gのおもりは,棒を左回りに回す力になります。 距離×力は, 90×30 となります。
よって, 90×30=60×A となるので,Aは
90×30÷60 =45(g) となります。
次に,棒にタッチしている力を考えます。 棒にタッチしているのは3か所あって,
左図のような力が働いています。
このとき,上向きの力と下向きの力は,必ず等しくなっているのです。
下向きの力は,30+45=75(g)ですから,上向きの力も75gになります。 よって,ばねはかりの力も75gになります。
|