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まず支点を決めます。ふつうはばねはかりがくっついているところを支点にします。 支点にクギを打ちつけるイメージでとらえてください。
そして,「支点からの距離×力」を考えます。
棒を右回りに回す力を持っているのは,左図のうちのどれでしょうか。
図の2つの力が,棒を右回りに回す力です。
おもりBの「距離×力」は,1×Bとなります。 150gのおもりの,「距離×力」は,3×150となります。距離は支点からはかることに注意しましょう。
棒を左回りに回すのは,80gと20gのおもりです。
20gのおもりは支点から3の距離に,80gのおもりは支点から5の距離にあります。 ですから,左図のようになります。
3×20=60 5×80=400 60+400=460 3×150=450 460−450=10 10÷1=10 ですから,Bは10gになります。
次に,棒にタッチしている力を考えます。
このように,下向きが4本,上向きが1本になります。
下向きの合計は, 80+20+10+150 =260(g)ですから,上向きの力も260gになります。これが,ばねはかりが示す値になります。
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