単元問題2
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 太さが一様な棒AB・CD・EFと,いろいろな重さのおもりを使って,てこのつり合いの実験を行いました。これについて,次の問いにそれぞれ数字で答えなさい。ただし,棒と糸の重さは考えないものとします。
  
 (図1)のように,ABにおもり@Aをつるして水平につり合わせました。このとき,おもり@Aの重さを最も簡単な整数の比で表すとどのようになりますか。


問1の答え4:3
解説       1/5

 このような問題は,比を利用して解いていきます。




   [問1]のとき,ばねはかりには,おもり@の重さの何個分の力がかかっていますか。


問2の答え2.5倍
解説       1/4

 [問1]において,おもり@とおもりAの重さの比は4:3であることがわかりました。




  
 (図2)のように,CDにおもりBCをつるして水平につり合わせました。このとき,おもりBCの重さを最も簡単な整数の比で表すとどのうよになりますか。


問3の答え1:2
解説       1/5

 ばねはかりのところを支点にして,「距離×力」の式をたてていきます。




   [問3]のとき,ばねはかりには,おもりBの重さの何個分の力がかかっていますか。


問4の答え4個分
解説       1/3

 [問3]によって,BCの重さの比が1:2であることがわかりました。
 よって,Bを1g,Cを2gに決めてしまいます。




  
 (図3)のように棒EFのE点を支点で支え,90gのおもりDと重さのわかっていないおもりEをつけ,ばねはかりで引っぱって水平につり合わせました。このとき,ばねはかりは60gを示しました。おもりEの重さは何gですか。


問5の答え10g
解説       1/5

 支点のところにクギを打ちつけて,支点がずれないようにしておきます。




   [問5]のとき,E点を支えている支点には何gの力がかかっていますか。


問6の答え50g
解説       1/4

 この問題は,「棒にタッチしている力」を考えていきます。




  
 (図4)のように,(図3)でばねはかりのついている位置に糸をつけて天じょうからつるし,棒のF点のおもりEの下に,さらにおもりEをつけていきました。このとき,EFが水平でいられるのは,おもりEをさらに何個つけ加えたときまでですか。整数で答えなさい。


問7の答え11個
解説       1/9

「棒が水平でいられるのは」と,問題文に書いてありましたネ。
 これは,あまりにもたくさんのおもりをFのところにつなげていくと,棒が右にかたむいてしまって,水平ではなくなることを意味しています。