単元問題2
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 (図1)のように,長方形の板ABと,直角三角形の板CDがあります。ABと板CDはともに板の厚さと長さが等しくなっています。この2枚の板を使って,<実1>〜<実4>を行いました。これについて,次の問いにそれぞれ数字で答えなさい。
<実験1> (図2)のように,ABの中央をばねはかりでつるしたところ,200gを示しました。
<実験2> (図3)のように,CDのC点をゆかにつけたまま,D点をばねはかりで少しもち上げると100gを示しました。た,D点をゆかにつけたまま,C点を少しもち上げると200gを示しました。
<実験3> (図4)のように,ABと板CDをはり合わせ,ばねはかりである1点をつるすと,板が水平になりました。
<実験4> (図5)のように,はり合わせた板の中央をばねはかりでつり下げ,D点にある重さのおもりyを下げると,板は水平になりました。

  
 <実験2>から,(図6)のように,ばねはかりで板CDのある1点を支えて水平にするには,C点から何cm(図中のz)のところを支えればよいですか。


問1の答え40cm
解説       1/7

 (図3)に注目しましょう。
 右はしで持ち上げると100g,左はしで持ち上げると200gなので,

   [問1]のとき,ばねはかりは何gを示していますか。


問2の答え300g
解説       1/2

 [問1]ができた人にとっては,問2は簡単ですね。

   <実験3>で,ばねはかりをつるした点はA点から何cm(図4の)のところですか。


問3の答え48cm
解説       1/6

 板ABは,(図2)のように中央で支えるとつり合うのでした。

  
 <実験3>から,(図7)のように両はしをばねはかりE・Fでつるして板を水平にすると,ばねはかりE・Fはそれぞれ何gを示しますか。


問4の答えE…300g,F…200g
解説       1/4

 問3により,はり合わせた板の重心は左はしから48cmのところにあり,重さは500gであることがわかっています。

   <実験4>で,つるしたおもりyは何gですか。


問5の答え100g
解説       1/5

 このような問題では,左回りと右回りで考えるよりも,比で考えた方が,簡単です。