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左図のように,わかっている力を書きこみます。特に,動滑車の重さをしっかり書きこむことを忘れないようにしましょう。 輪軸の半径は,比にして書いておくとわかりやすくなります。
「1本のひもには同じ力がかかる」 ことが,この問題のポイントです。 動滑車に上向きと下向きの矢印を書いて,
1本のひもなので上向きの矢印はどちらも60gになります。合計は, 60×2=120(g)なので,下向きの合計も120gです。 動滑車の重さは8gですから,Aの重さは 120−8 =112(g)になります。
次に,輪軸について考えます。 1本のひもですから,輪軸の右はしのひもにかかる力は60gです。 あとは比を利用して求めていきます。
半径の比は2:3ですから,ひもにかかる力の比は3:2になります。 左下図のように,てこを書いてみるとわかりやすいですね。
Fと60gの比が3:2ですから,Fの力は 60÷2×3 =90(g) になります。
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