基本問題
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 うすい塩酸と水酸化ナトリウム水よう液を使って中和の実験をしました。これについて、次の問いに答えなさい。
  
([問1]などのボタンをクリックすると、答えと解説があらわれます)
   塩酸30をビーカーにとり、BTB液を加えるとある色に変化しました。
   の塩酸に少しずつ水酸化ナトリウム水よう液を加えていき、ちょうど20加えたとき色が変化しました。
   の後、さらに水酸化ナトリウム水よう液を加えるとまた色が変化しました。この水よう液を熱して水分を蒸発させると固体が残りました。
   塩酸60をビーカーにとり、水を加えて90にしました。BTB液を入れておき、水酸化ナトリウム水よう液を少しずつ加えていきました。
   塩酸を何かビーカーにとり、水でうすめて30にしました。
   BTB液を入れておき、水酸化ナトリウム水よう液を少しずつ加えていくと、ちょうど8.4加えたとき色が変化しました。



  実験ののときの色は何色ですか。また、のとき何色に変わりましたか。


[問1]の答え…黄色、…緑色
解説       1/3

このような問題を解くためには、指示薬がどんな色になるかをしっかり覚えておく必要があります。



  のとき、よう液の温度はのときと比べてどうなっていますか。


[問2]の答え高くなっている
解説       1/3

ビーカーに水酸化ナトリウム水よう液を入れておいて、塩酸を少しずつ加えていくと、完全中和したときに、温度がもっとも高くなります。



  のとき、残った固体は何ですか。すべて答えなさい。


[問3]の答え食塩と水酸化ナトリウム
解説       1/4

では、塩酸しかありませんでした。
蒸発させると、塩酸は気体なので、何も残りません。







  のとき、水酸化ナトリウム水よう液を何入れると色が変化しますか。


[問4]の答え40
解説       1/4

まず、のときのことを、しっかり式にしておきましょう。

塩酸 + すいナト → 食塩
30      20

このときが完全中和です。







  のとき、初めにとった塩酸は何ですか。


[問5]の答え12.6
解説       1/3

のときが完全中和で、

塩酸 + すいナト → 食塩
30      20

という式になっていました。
つまり、塩酸とすいナトは、
3:2 で完全中和です。







 7本の試験管に塩酸・水酸化ナトリウム水よう液・水をそれぞれ下図のような割合で入れて混ぜ、BTB液で色の変化を調べました。これについて、次の問いに答えなさい。

   ( [問1]などのボタンをクリックすると、答えと解説があらわれます)


  BTB液で調べると、試験管AFが同じ色になりました。それは何色ですか。


[問1]の答え緑色
解説       1/2

まず、指示薬の色をしっかり覚えておきましょう。



  試験管Eと同じ色になった試験管を選び、番号で答えなさい。


[問2]の答えC
解説       1/4

[問1]で、AFの色が同じと書いてあって、しかもFは中性ですから、Aも中性であることがわかりました。



  試験管Bと混ぜると、[問1]で答えた色になる試験管はどれですか。番号で答えなさい。


[問3]の答えC
解説       1/4

[問1]で答えたBTB液の色は、緑色。つまり、中性です。
この問題は、Bとどれかを混ぜ合わせて、中性にしたい、という問題です。



  試験管Bの水よう液に、試験管Cの水よう液12を混ぜ合わせた後、BTB液を入れると何色になりますか。


[問4]の答え黄色
解説       1/7

Bの試験管には、
塩酸が12と、
すいナトが12
ふくまれていました。
これに、Cを12だけ混ぜ合わせるのです。



  [問4]で混ぜ合わせた水よう液を完全中和させるためには、@またはEのどちらの水よう液を何加えるとよいですか。


[問5]の答えEの水よう液を6
解説       1/4

[問4]で混ぜ合わせた水よう液の中には、
塩酸が12
すいナトが18
だけ入っていることがわかっています。
すいナトが足りないのでしたね。