2単元テスト(その2)
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 右図は、花のつくりを模式的に示したものです。これについて、次の問いに答えなさい。
  植物が花をつける理由として、最もあてはまるものを下から選び、記号で答えなさい。
  (ア) みつをつくるため。
  (イ) 日光をたくさん吸収するため。
  (ウ) 自分の仲間を増やすため。
  (エ) 養分をたくわえるため。
  (オ) 強い太陽の熱をやわらげるため。


[問1]の答え(ウ)
解説       1/2

「花がさく」
→「おしべの花粉がめしべの柱頭にくっつく」
→「花粉の核とはいしゅの核が1つになる」
→「はいしゅが成長して種子になる」
→「種子が発芽して、花になる」
このことをくり返します。








  下の(1)〜(3)にあてはまる部分を図中の@Hから、またその部分の名まえを下の (ア)〜(ク) からそれぞれ選び、番号と記号で答えなさい。
  (1) 成長して種子となる。
  (2) 花粉をつくる。
  (3) つぼみをまもる。
  (ア) 花びら  (イ) 柱頭  (ウ) はいしゅ  (エ) やく
  (オ) がく  (カ) 花柱  (キ) 花糸  (ク) 子ぼう


[問2]の答え(1)の番号→3・記号→ウ、(2)の番号→5・記号→エ、(3)の番号→8・記号→オ
解説       1/3

[(1)の解説]
はいしゅは成長して種子となり、
子ぼうは成長して果実となります。
はいしゅは子ぼうの中にはいっているもの、
子ぼうは、はいしゅをつつんでいるものです。








  図中のGFより大きくなっている植物はどれですか。下から選び、記号で答えなさい。
   (ア) サクラ   (イ) タンポポ  (ウ) アヤメ  (エ) イネ  (オ) エンドウ


[問3]の答え(ウ)
解説       1/2

Gは「がく」、
Fは「花びら」ですから、
この問題は、がくの方が花びらよりも大きいものを答える問題です。









 ヒトが人工的に手を加えて植物を増やす方法について、次の問いに答えなさい。
  木の枝を切り取り、地面にさして根を出させる方法を何といいますか。ことばで答えなさい。


[問1]の答えさし木
解説       1/2

ヒトが人工的に手を加えて植物を増やす方法には、
「さし木」「さし葉」「つぎ木」「とり木」などがあります。








  台木につぎほになる枝をしばりつけて1本の木にする方法を何といいますか。ことばで答えなさい。


[問2]の答えつぎ木
解説       1/2

ヒトが人工的に手を加えて植物を増やす方法には、
「さし木」「さし葉」「つぎ木」「とり木」などがあります。








  ふつう、[問1]・[問2]の方法で増やす植物を下から選び、それぞれ記号で答えなさい。
  (ア) ベゴニア
  (イ) クワ
  (ウ) アジサイ
  (エ) リンゴ


[問3]の答え[問1]…ウ、[問2]…エ
解説       1/2

代表的な植物を覚えておきましょう。









 (図1)〜(図6)は、いろいろな花とそのつくりをスケッチしたものです。これについて、次の問いに答えなさい。


  (図1)〜(図6)の花で、それぞれ下の(1)〜(3)にあてはまる部分だけを組み合わせたものとして正しいのはどれですか。下の (ア)〜(カ) から選び、それぞれ記号で答えなさい。
(1) 花びら    (2) 子ぼう    (3) めしべの柱頭
@ エ・シ・ナA ウ・キ・コ・サB エ・ク・タ・ニ
C イ・ク・ソ・テD ウ・コ・サ・ツE イ・オ・ケ・チ


[問1]の答え(1)→オ、(2)→ア、(3)→エ
解説       1/3

[(1)の解説]
図1(サクラ)のウ、図3(ヘチマ)のコ、図4(アブラナ)のサ、図6(タンポポ)のツが、花びらをさしています。
図2のイネ、図5のマツには、花びらはありません。







  (図1)〜(図6)の中で、スケッチした花がたくさん集まって1つの花のようになっているものはどれですか。図の番号で答えなさい。


[問2]の答え(図6)
解説       1/2

図6のタンポポは、たくさんの花が集まって1つの花のように見えます。







  (図1)〜(図6)の中で、花粉が風によって柱頭に運ばれるものはどれですか。2つ選び、図の番号で答えなさい。


[問3]の答え(図2)、(図5)
解説       1/3

ふつう、花粉は虫が運びますね。でも風が花粉を運ぶものもたくさんあります。「虫」と「風」では、花にどのようなちがいが見られるのでしょう。








  [問3]で答えた花以外は、こん虫などに花粉を運んでもらっています。これらの花がこん虫などに花粉を運んでもらいやすいように工夫していることとして、あてはまらないものはどれですか。下から選び、記号で答えなさい。
(ア) きれいな色の花びらを持つ。(イ) みつせんからみつを出す。
(ウ) 花粉を大量につくる。(エ) めしべの先がねばねばしている。


[問4]の答え(ウ)
解説       1/4

(ア)はあてはまります。
こん虫がきれいな色を見て、自分のめざす花であることがわかるからです。
ただし、こん虫とヒトでは、見ている色がちがっています。
こん虫は、紫外線もかなり見分けることができます。








  (図1)〜(図6)の花をある条件によってグループ分けすると、下のA〜Eのようになりました。それぞれどのような条件によって分けましたか。下の (ア)〜(ク) から選び、それぞれ記号で答えなさい。
A { 図3、図5 } と { 図1、図2、図4、図5 }B { 図1、図3、図6 } と {図2、図4、図5 }
C { 図2、図4 } と {図1、図3、図5、図6 }D { 図3、図6 } と { 図1、図2、図4、図5 }
E { 図1、図2、図6 } と {図3、図4、図5 }

(ア) はいしゅが1つのものとそれ以外のもの(イ) お花とめ花が分かれているものとそれ以外のもの
(ウ) 花びらが5枚のものとそれ以外のもの(エ) 花びらがくっついているものとそれ以外のもの
(オ) 花びらがあるものとないもの(カ) おしべがあるものとないもの
(キ) おしべが6本のものとそれ以外のもの(ク) がくがあるものとないもの


[問5]の答えA→イ、B→ウ、C→キ、D→エ、E→ア
解説       1/5

[Aの解説]
図3と図5は、ヘチマとマツです。
共通なのは、「お花とめ花が分かれている」ことです。








  (図7)は、(図1)〜(図6)の中のある花を輪切りにして、花のつくりを模式的に示したものです。このようなつくりになっている花はどれですか。図の番号で答えなさい。


[問6]の答え図4
解説       1/2

図7を見ると、花びらが4枚あり、がくも4枚あることがわかります。







  (図7)のXは何ですか。下から選び、記号で答えなさい。
(ア) めしべ    (イ) おしべ    (ウ) はいしゅ    (エ) みつせん


[問7]の答え
解説       1/3

まず、アブラナの花びら・がく・めしべ・おしべ・はいしゅ などの数を、しっかり覚えておきましょう。







 (図1)・(図2)はリンゴとカキの花の断面を、(図3)・(図4)はリンゴとカキの実の断面を示しています。これについて、次の問いにそれぞれ記号で答えなさい。

  (図1)のエが成長すると、(図3)のどれになりますか。ケ〜スから選びなさい。


[問1]の答え
解説       1/3

(図1)と(図3)を、よく見くらべてください。似ていますね。
リンゴの食べる部分は、「子ぼう」ではなく「花たく」であることも覚えていますね。








  (図4)のソは、(図2)のどの部分が成長したものですか。オ〜クから選びなさい。


[問2]の答え
解説       1/2

ソは、カキのたね、つまり種子の部分です。








  (図4)のセは、(図3)のどの部分にあたりますか。ケ〜スから選びなさい。


[問3]の答え
解説       1/3

この問題は間違いやすいですね。答えを「コ」にしやすいです。
この問題は、「食べる部分はどこですか」という問題ではありませんね。そんな簡単な問題が出題されるわけがありません。
(図4)のセの部分は、カキの果実の部分です。
カキは、「子ぼう」が成長した部分を食べているのです。








  リンゴと同じ部分が成長して果実になるものはどれですか。
   (ア) ミカン    (イ) クリ    (ウ) イネ    (エ) ナシ    (オ) サクラ


[問4]の答え(エ)
解説       1/2

リンゴは、花たくの部分が成長して果実になります。
リンゴと同じように、花たくの部分が成長して果実になるのには、「イチゴ」「イチジク」「ナシ」などがあります。