身近にある植物 |
1 | 空き地に生える雑草について調べる<実験>を行いました。これについて、次の問いに答えなさい。 <実験> (図1)のように50cm四方のわくが6つできるはしごを、静かに歩道のわきの雑草の上に置いて、それぞれのわく内の雑草の種類と数、地上部の草たけを測定した。結果をまとめると(図2)のようになった。 |
エノコログサ・オオバコのスケッチはどれですか。下から選び、それぞれ記号で答えなさい。 |
この<実験>を行ったとき、[問1]で答えた植物は、花をさかせていました。<実験>を行ったのは、何月ごろだったと考えられますか。下から選び、記号で答えなさい。 (ア) 2月 (イ) 5月 (ウ) 8月 (エ) 11月 |
[問2]の答え | (ウ) | |
解説 | 1/3 | |
エノコログサは、夏の花です。 答えは(ウ)の8月になります。 |
(図2)で、ヨモギやブタクサがたくさん生えているところには、シロツメクサは生えていませんでした。その理由としてあてはまるものを下から選び、記号で答えなさい。 (ア) シロツメクサはヒトや動物にふみつけられたから。 (イ) シロツメクサは土がかたくて根をはることができなかったから。 (ウ) ヨモギやブタクサなどの植物が、シロツメクサが生えるのに必要な量の日光をうばってしまったから。 (エ) シロツメクサの種子が、ヨモギやブタクサの生えているところまで飛べなかったから。 |
[問3]の答え | (ウ) | |
解説 | 1/3 | |
今回の範囲は、とにかく日光。日光が当たると育ち、当たらないと、育たない。養分や水などの、他の条件は考えないようにしましょう。 |
歩道は@のわくの左側と、Eのわくの右側のどちらに通っていたと考えられますか。左・右のことばで答えなさい。 |
[問4]の答え | 左 | |
解説 | 1/3 | |
ふみつけに大変強いのが、オオバコです。 ですから、オオバコがたくさん生えている方が、よく人が通る方、つまり歩道になります。 |
2 下の(図)の5種類の植物は、高田君の家のまわりや、近くの海岸で見ることのできる植物のスケッチです。また、(1)〜(5)の文は、これらの植物について調べてわかったことをまとめたものです。これについて、次の問いに答えなさい。 (1) 道路や畑のすぐわきで見られ、ふみつけられることに強い。
(2) 池や沼のまわりで見ることができる。これで巣をつくる水鳥たちもいる。
(3) 浜辺に見られ、根を地下深くにのばしている。
(4) 日あたりのよい空き地によく見られ、秋に芽生えて若い姿で冬をこす。
(5) 葉を地面に広げた姿で冬をこす。もともとは日本には見られなかった植物である。
(1)〜(5)にあてはまる植物を、(図)のA〜Eからそれぞれ選び、記号で答えなさい。 |
[問1]の答え | (1)…E、(2)…A、(3)…C、(4)…B、(5)…D | |
解説 | 1/3 | |
(1)の、ふみつけに強いのはオオバコ。 オオバコは、道路のすぐ近くで見られます。 (2)の、水辺に生えているのが、アシ。アシはヨシとよばれることもあります。 |
(4)のように、秋に芽生え、翌年の春に花をさかせて実を結び、かれて一生を終える植物を何といいますか。下から選び、記号で答えなさい。 (ア) 1年生植物 (イ) 2年生植物 (ウ) 多年生植物 (エ) 陰性植物 |
[問2]の答え | (イ) | |
解説 | 1/3 | |
秋に芽生え、若い姿で冬ごしをするのが、「2年生植物」です。 足かけ2年生きている、ということですね。 |
(5)のように、もともとは日本に見られなかったが、外国から運ばれて野生化した植物を何といいますか。ことばで答えなさい。 |
[問3]の答え | 帰化植物 | |
解説 | 1/3 | |
都会には、たくさんの帰化植物があります。 日本に昔からある植物よりも生命力が強いものが多く、日本古来の植物は負けてしまいます。 |
[問3]で答えた植物には、ほかにどのようなものがありますか。あてはまるものを下からすべて選び、記号で答えなさい。 |
[問4]の答え | (イ)、(カ)、(キ) | |
解説 | 1/2 | |
帰化植物には、セイタカアワダチソウ、セイヨウタンポポ、ブタクサの他に、 |