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まず,(1)の問題です。 グラフを見ると,スタートしてから5秒間は面積が0であることがわかります。つまり,AとBは重なっていないことになります。
長方形Aの右下の頂点に注目してみます。 長方形Aと長方形Bが重ならないのは,
長方形Aがここまで動いたときです。これ以上動くと,重なってしまいます。
長方形Aは5秒間で15cm動いたことになりますから,1秒あたり, 15÷5=3(cm)になります。
次は(2)の問題です。 グラフを見ると,長方形Aと長方形Bは5秒のときに重なり始めて17秒のときに重なり終わっていることがわかります。
5秒のとき,17秒のときには,図のようになっていることがわかります。
17−5=12 秒間で, 3×12=36(cm)動きました。
長方形Aの横の長さは20cmですから,アの長さは 36−20=16(cm)になります。
次は(3)の問題です。 グラフを見ると,
イのところからしばらくは,重なりの面積が変わっていないことがわかります。
重なりの面積が変わらないというのは,どういうことでしょう。
左図のようになったときには,BがAの中にすっぽり入っていますから,重なりはBそのものになります。
左図のときも,重なりはBそのものです。よって,
イの時間を求めるということは,
BがAの中にすっぽり入り始めた,左図の状態が何秒後かを求めることになるのです。
長方形の右下の頂点は,左図の水色の点から点まで動いたのですから,
15+16=31(cm)動きました。毎秒3cmずつ動くのですから,左図のように
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