ニュートン算の基本
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まず、ニュートン算とは思わない方が解きやすい問題をやってみましょう。

  毎分5Lの割合で水が流れこんでいる水そうがあります。この水そうに水が200L入っているときから、毎分10Lの割合で水をくみ出すと、水そうの水は何分で空になりますか。


問題1の答え40分
解説       1/3

水そうには、はじめ200Lの水が入っています。
毎分5Lずつ水が入ってきますが、毎分10Lずつ水を出します。





  一定の割合で水が流れこんでいる池があります。この池に水が300L入っているときから、毎分30Lの割合で水をくみ出したところ、15分で池の水は空になりました。毎分何リットルの割合で水が流れこんでいますか。


問題2の答え毎分10L
解説       1/4

はじめに水は300Lあります。
何リットルずつ水が入ってくるかはわかりませんが、
30Lずつ出すと、
15分で水はなくなるそうです。





  毎分5Lの割合で水が流れこんでいる泉があります。この泉から毎分15Lの割合で水をくみ出したところ、30分で泉の水は空になりました。はじめ、泉には何Lの水がありましたか。


問題3の答え300L
解説       1/4

はじめの水の量を求める問題です。





  毎分5Lの割合で水が流れこんでいる水そうに、水がいっぱいに入っています。この水そうから、毎分15Lの割合で水をくみ出すことのできるポンプ1台を使って水をくみ出すと、20分で空になります。
   (1) 水を全部くみ出した後にポンプを止めると、水そうは何分でいっぱいになりますか。
   (2) いっぱいになった水そうから、このポンプを2台使って水をくみ出すと、何分で空になりますか。


問題4の答え(1) 40分    (2) 8分
解説       1/9

まず、(1)の解説です。
左図のように、はじめの量、1分間に入る量、1分間に出る量をまとめておきます。





  360Lの水がたまっている泉があります。この泉には毎分4Lの割合で水がわき出ています。いま、1台のポンプを使ってこの泉の水をくみ出したところ、20分で泉は空になりました。これについて、次の問いに答えなさい。
(1) このポンプは、毎分何Lの割合で水をくみ出しますか。
(2) もし、このポンプを2台使って水をくみ出すと、泉は何分で空になりますか。


問題5の答え(1) 毎分22L    (2) 9分
解説       1/7

左図のように、まとめておきましょう。



「ニュートン算」という名前は、ニュートンの「プリンキピア」という本の中に、「牧牛の問題」として載っていることから名付けられました。

  ある牧場で5頭の牛を飼うと30日で草がなくなりますが、6頭なら20日で草がなくなります。このとき、8頭の牛を飼うと何日で草がなくなりますか。


問題6の答え12日
解説       1/21

はじめの量、入る量、出る量がわかることが、ニュートン算の基本です。
この問題では、
「はじめの量」は、はじめの草の量です。
「入る量」とは、毎日はえてくる草の量です。
「出る量」とは、牛が食べる草の量です。
補充問題(  のところにマウスを近づけると、答えが表示されます。)

ある牧場で4頭の牛を飼うと12日で草がなくなりますが、3頭なら24日で草がなくなります。このとき、5頭の牛を飼うと   日で草がなくなります。




ニュートン算は難しそうですが、慣れるとどんどん解いてみたくなってきます。どんどん問題を解きましょう。

  ある牧場で7頭の牛を飼うと10日で草がなくなりますが、10頭なら5日で草がなくなります。このとき、9頭の牛を飼うと何日で草がなくなりますか。


問題7の答え6日
解説       1/15

1頭の牛が1日に食べる量を@とします。
補充問題(  のところにマウスを近づけると、答えが表示されます。)

ある牧場で9頭の牛を飼うと10日で草がなくなりますが、10頭なら8日で草がなくなります。このとき、13頭の牛を飼うと   日で草がなくなります。